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最近、児童ポルノ法について政治団体やメディアがだいぶ
うるさくなってきましたね。
この手のは以前から見ていたのですが、時期的にも
状況的にもそろそろ気にした方がいいかなと思いまして、
私なりにまとめてみました。
児童ポルノ法について簡単に書いてみます。
知っている人は読み飛ばしちゃってください。
■児童ポルノ法ってなぁに?
児童ポルノ法とは未成年(18歳未満)の買春・人身売買や
ポルノの配布・販売・貸与を禁止した法律です。
尚、この法案はすでに成立・施行されております。
で、昨今になってこの法律が話題になっているのは
この法律を「改正」しようという動きがあるからです。
■改正ってどんな風に?
簡単に言えば「児童ポルノの所持禁止」となります。
今までの法律では製作や販売・配布をした人は犯罪となりましたが、
児童ポルノを所持しているだけの人は犯罪にはなりませんでした。
これを改めまして児童ポルノの写真、ビデオ、画像データ等を
持っている人も禁止しようという動きになっているのです。
■改正の背景
改正の発端についてはいろいろとあって、ここでは
一概には言えません。
ですが、改正の動きはかなり前からありました。
日本では主に「矯風会」というキリスト教系の
女性組織で根強く改正のための活動を行っていました。
それが最近になって活動を強めたきっかけは
創価学会=公明党の参戦でした。
じゃあ何故、公明党がこの規制にのりだしたか。
アグネス・チャンが公明党の丸谷佳織衆議院議員に
協力を要請したことがきっかけになったようです。
ご存知のようにアグネス・チャンは日本ユニセフ協会大使
なんですが、この日本ユニセフ協会というのもキリスト教系の
集まりなんです。そして先にも述べたように矯風会もまた
キリスト教系の団体ですから…まぁ、言わずとも
わかりますよね?(苦笑
余談ですが、矯風会はアメリカでは1919年に成立した
有名な悪法「禁酒法」に決定的な役割を果たしたことで
悪名高い団体でもあります。
[禁酒法]
http:// www5b. biglob e.ne.j p/~mad ison/m ondo/m _17/m_ 17.htm l
■でもユニセフが言ってるんだから信用できるよね?
ここがよく勘違いされている人が多いのですが、
ユニセフ(国際連合児童基金)と日本ユニセフ協会は
全く別の団体です。(苦笑)
つまりユニセフ親善大使の黒柳徹子さんと
日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンは
所属している団体が全然違うわけですよ!?
ちなみに本家ユニセフ(国際連合児童基金)の日本に
おける拠点は「ユニセフ東京事務所」となっています。
…まぁ、だからといって本家ユニセフは真っ白で
日本ユニセフ協会とは全然無関係かといえば
そのようなことはないわけで。
むしろ本家ユニセフも真っ黒だったりしますが。(苦笑
最初の児童ポルノ法の時に、矯風会のダミー組織
であるエクパット及び日本ユニセフ協会と
「本家ユニセフ」が協力して成立させた経緯が
ありますからね。(´Д`;)
■でも他の国は単純所持を禁止しているよね?
G8加盟国(アメリカ・イギリス・カナダ・ドイツ・
イタリア・フランス・ロシア・日本)で単純所持を
禁止していないのはロシアと日本だけになっています。
これには少し別の理由もあるのですが…。
何度も言いますが、矯風会というのはキリスト教系の婦人団体です。
その思想は「幸せな家庭生活を守るために、(家庭外での)
飲酒、喫煙、売春の廃絶」という日本人にはよく理解ができない
ものになっています。(笑
まぁ、元々キリスト教も含めたユダヤ教から派生した宗教は皆、
原則として「生殖目的以外の性行為を一切禁ずる」という
価値観です。そこで自慰行為は悪とされており、これには
生殖不可能な年齢の子供に対する性衝動も含まれます。
つまり児童のあられもない写真や画像で自慰にふける
といった行為は悪の二乗でダメのダメダメなわけなのです。(笑
こうした背景からキリスト教圏では社会的に単純所持禁止が
賛同されやすくなっているのです。
■でも子供を犯罪から守ることはいいことなんじゃない?
単純所持が禁止になるのは決して良いことではありません。
本人の知らない間に児童ポルノ画像を送りつけて、
「冤罪」とすることも出来ますし、またそれによって
未成年への犯罪がどれだけなくなるか、どれだけ効果が
あるかなんて、それを提唱している 政治家だって
わかってなんかいません。(苦笑)
そんな効果があるかどうかもわからない法律を
私たちに押し付けようとしているのです。
ここで勘違いしないで欲しいのは今までの児童ポルノ法を
撤回しろと言っているわけではありません。
これ以上の規制の強化を望んでいないだけなのです。
そしてこれが私が反対する最も大きな理由なのですが、
矯風会の最終的な目的は単純所持の禁止だけに留まりません。
単純所持の禁止はあくまでも「通過点」に過ぎません。
ではどこを目的にしているか簡単に箇条書きにしますと…
・劣情をかきたてる絵・文章・文字の禁止
・児童に見える音声ポルノも禁止
・ようするに劣情をかきたてるものは全て禁止(笑
となるようです。
絵や文章のみならず音声までもって…どうやって
判断するのか疑問ですよね。(苦笑)
そもそもロリ風な絵を描かれる作家さんはどうするのですか?
この法律が施行された当日から全員廃業ですか??
描いた本人が大人だって主張しても誰かが「いや、これ未成年じゃん」
って言えば即逮捕ですか???
改めてこの法律の規制を要約をしてみますが
・未成年(18歳未満)に見えること (←個人の主観)
・劣情をかきたてること (←個人の主観)
というような感じで見る人の主観…言い換えれば
個人の感覚で判断となってしまいます。
ちなみに日本の漫画絵は顔の大きさに対して目が大きく、
また、体に対して頭も大きいため等身も小さくなっている
ので見る人が見ればほぼ全員が未成年に見えてしまうかも
しれませんよ?
つまりこの法律は規制としてはあまりにも
グレーゾーンが大きすぎます!
もうグレー金利なんか全然目じゃないくらい曖昧ですよ?(苦笑)
こんな規制はどう見ても憲法で保障されている表現の自由に
抵触します。
こんな規制がまかり通るならば日本の国は戦前のように表立って
何も言えない社会に逆戻りとなりませんか?
まぁ、ここまで書くとあまりに突拍子もない内容なので
「まさかぁ、大げさに言っているけど、日本はそこまではならないだろ~」
と思われる方もいるかと思います。
そこですでに規制が施行されている海外での事例を
いくつか上げてみます。
●単純所持での判例
カナダでは日本の成年向け漫画を単純所持していた人が
禁固8ヶ月の実刑判決を受けています。
●となりのトトロ
宮崎駿監督の代表作である「となりのトトロ」はアメリカでは
規制対象となっており、作中でお父さんと一緒にお風呂に
入るシーンがカットされています。
こんな社会になるのは少なくとも私はイヤですねぇ…(´Д`;;)
うるさくなってきましたね。
この手のは以前から見ていたのですが、時期的にも
状況的にもそろそろ気にした方がいいかなと思いまして、
私なりにまとめてみました。
児童ポルノ法について簡単に書いてみます。
知っている人は読み飛ばしちゃってください。
■児童ポルノ法ってなぁに?
児童ポルノ法とは未成年(18歳未満)の買春・人身売買や
ポルノの配布・販売・貸与を禁止した法律です。
尚、この法案はすでに成立・施行されております。
で、昨今になってこの法律が話題になっているのは
この法律を「改正」しようという動きがあるからです。
■改正ってどんな風に?
簡単に言えば「児童ポルノの所持禁止」となります。
今までの法律では製作や販売・配布をした人は犯罪となりましたが、
児童ポルノを所持しているだけの人は犯罪にはなりませんでした。
これを改めまして児童ポルノの写真、ビデオ、画像データ等を
持っている人も禁止しようという動きになっているのです。
■改正の背景
改正の発端についてはいろいろとあって、ここでは
一概には言えません。
ですが、改正の動きはかなり前からありました。
日本では主に「矯風会」というキリスト教系の
女性組織で根強く改正のための活動を行っていました。
それが最近になって活動を強めたきっかけは
創価学会=公明党の参戦でした。
じゃあ何故、公明党がこの規制にのりだしたか。
アグネス・チャンが公明党の丸谷佳織衆議院議員に
協力を要請したことがきっかけになったようです。
ご存知のようにアグネス・チャンは日本ユニセフ協会大使
なんですが、この日本ユニセフ協会というのもキリスト教系の
集まりなんです。そして先にも述べたように矯風会もまた
キリスト教系の団体ですから…まぁ、言わずとも
わかりますよね?(苦笑
余談ですが、矯風会はアメリカでは1919年に成立した
有名な悪法「禁酒法」に決定的な役割を果たしたことで
悪名高い団体でもあります。
[禁酒法]
http://
■でもユニセフが言ってるんだから信用できるよね?
ここがよく勘違いされている人が多いのですが、
ユニセフ(国際連合児童基金)と日本ユニセフ協会は
全く別の団体です。(苦笑)
つまりユニセフ親善大使の黒柳徹子さんと
日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンは
所属している団体が全然違うわけですよ!?
ちなみに本家ユニセフ(国際連合児童基金)の日本に
おける拠点は「ユニセフ東京事務所」となっています。
…まぁ、だからといって本家ユニセフは真っ白で
日本ユニセフ協会とは全然無関係かといえば
そのようなことはないわけで。
むしろ本家ユニセフも真っ黒だったりしますが。(苦笑
最初の児童ポルノ法の時に、矯風会のダミー組織
であるエクパット及び日本ユニセフ協会と
「本家ユニセフ」が協力して成立させた経緯が
ありますからね。(´Д`;)
■でも他の国は単純所持を禁止しているよね?
G8加盟国(アメリカ・イギリス・カナダ・ドイツ・
イタリア・フランス・ロシア・日本)で単純所持を
禁止していないのはロシアと日本だけになっています。
これには少し別の理由もあるのですが…。
何度も言いますが、矯風会というのはキリスト教系の婦人団体です。
その思想は「幸せな家庭生活を守るために、(家庭外での)
飲酒、喫煙、売春の廃絶」という日本人にはよく理解ができない
ものになっています。(笑
まぁ、元々キリスト教も含めたユダヤ教から派生した宗教は皆、
原則として「生殖目的以外の性行為を一切禁ずる」という
価値観です。そこで自慰行為は悪とされており、これには
生殖不可能な年齢の子供に対する性衝動も含まれます。
つまり児童のあられもない写真や画像で自慰にふける
といった行為は悪の二乗でダメのダメダメなわけなのです。(笑
こうした背景からキリスト教圏では社会的に単純所持禁止が
賛同されやすくなっているのです。
■でも子供を犯罪から守ることはいいことなんじゃない?
単純所持が禁止になるのは決して良いことではありません。
本人の知らない間に児童ポルノ画像を送りつけて、
「冤罪」とすることも出来ますし、またそれによって
未成年への犯罪がどれだけなくなるか、どれだけ効果が
あるかなんて、それを提唱している 政治家だって
わかってなんかいません。(苦笑)
そんな効果があるかどうかもわからない法律を
私たちに押し付けようとしているのです。
ここで勘違いしないで欲しいのは今までの児童ポルノ法を
撤回しろと言っているわけではありません。
これ以上の規制の強化を望んでいないだけなのです。
そしてこれが私が反対する最も大きな理由なのですが、
矯風会の最終的な目的は単純所持の禁止だけに留まりません。
単純所持の禁止はあくまでも「通過点」に過ぎません。
ではどこを目的にしているか簡単に箇条書きにしますと…
・劣情をかきたてる絵・文章・文字の禁止
・児童に見える音声ポルノも禁止
・ようするに劣情をかきたてるものは全て禁止(笑
となるようです。
絵や文章のみならず音声までもって…どうやって
判断するのか疑問ですよね。(苦笑)
そもそもロリ風な絵を描かれる作家さんはどうするのですか?
この法律が施行された当日から全員廃業ですか??
描いた本人が大人だって主張しても誰かが「いや、これ未成年じゃん」
って言えば即逮捕ですか???
改めてこの法律の規制を要約をしてみますが
・未成年(18歳未満)に見えること (←個人の主観)
・劣情をかきたてること (←個人の主観)
というような感じで見る人の主観…言い換えれば
個人の感覚で判断となってしまいます。
ちなみに日本の漫画絵は顔の大きさに対して目が大きく、
また、体に対して頭も大きいため等身も小さくなっている
ので見る人が見ればほぼ全員が未成年に見えてしまうかも
しれませんよ?
つまりこの法律は規制としてはあまりにも
グレーゾーンが大きすぎます!
もうグレー金利なんか全然目じゃないくらい曖昧ですよ?(苦笑)
こんな規制はどう見ても憲法で保障されている表現の自由に
抵触します。
こんな規制がまかり通るならば日本の国は戦前のように表立って
何も言えない社会に逆戻りとなりませんか?
まぁ、ここまで書くとあまりに突拍子もない内容なので
「まさかぁ、大げさに言っているけど、日本はそこまではならないだろ~」
と思われる方もいるかと思います。
そこですでに規制が施行されている海外での事例を
いくつか上げてみます。
●単純所持での判例
カナダでは日本の成年向け漫画を単純所持していた人が
禁固8ヶ月の実刑判決を受けています。
●となりのトトロ
宮崎駿監督の代表作である「となりのトトロ」はアメリカでは
規制対象となっており、作中でお父さんと一緒にお風呂に
入るシーンがカットされています。
こんな社会になるのは少なくとも私はイヤですねぇ…(´Д`;;)
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